12月 11

サンゴの海の上に寝そべる楽しさ 越前松島水族館

越前松島水族館福井県の海といえば東尋坊が有名ですが、
そこからそれほど遠くない場所に越前松島水族館があります。

もともとは地方の水族館として
地味ながらも地域の人たちに愛される施設でしたが、
しだいに設備を充実させていき、
いまでは県外からも多くの人が訪れる場所になっています。

なかでも来館した子供たちの多くが気にっているのが、
サンゴの海を再現した水槽の上に透明なアクリル板を敷き詰めた部屋です。

ちょうど海の上を歩いているような感覚になり、
泳いでいるサカナたちやサンゴの様子を真上から見下ろすような形になります。
アクリル板の上は土足禁止で、寝そべって鑑賞することが推奨されています。

休日にはたくさんの親子連れがここで順番待ちをするほどで、
ひとつのウリとして集客効果を発揮しています。

 

越前松島水族館では、お散歩タイプで触れ合えるペンギンも人気があります。
空中に作られた透明な水槽では泳いでいる姿を下から眺められます。
越前松島水族館のペンギン散歩

 

その他にも工夫された設備や施設がたくさんあって
大人から子供まで、誰でも楽しめる水族館です。

東尋坊の観光あわら温泉での湯治とセットにできる場所にあるので、
近くに来られるのであれば、ぜひスケジュールに入れてみましょう。

12月 02

250万本に埋め尽くされる、となみチューリップフェアは圧巻

となみチューリップフェア富山県の西部にある砺波市では、
毎年チューリップウェアというイベントが開催されています。

チューリップは砺波市の花であるとともに、富山県の花でもあります。
その花をなんと250万本も咲かせて開催されるのがこのイベントなのです。

 

会場はその名も花園町にあるチューリップ公園です。
そこ以外にふさわしい場所はありませんね。
とにかくものすごい数のチューリップが並ぶ大花壇は圧巻で、
たかがチューリップされどこれほどのチューリップ、
見事なまでの風景です。

公園の中にあるチューリップタワーというところからは、
花壇にデザインして並べられた様子が手に取るように眺められます。
また、池の中に浮かべられた水上花壇は可愛らしく、
カップルでのお散歩にお奨めです。

その他にも、
ただチューリップというだけでこれほどまでのことが出来るのかと
声をあげてしまいそうになるイベントです。

地元の人たちに愛されているこのフェアですが、
近隣の市町や石川県などからも毎年かならず観にくる人も多いです。
遠方からのファンも少なからずあるようで、
富山の春をぞんぶんに味わえるイベントとして定着しています。

となみチューリップフェア 公式サイト

11月 05

超絶、隠れ家的なお宿。船でしか行けない大牧温泉

船でしか行けない秘境のお宿、大牧温泉

富山県の南砺市には船でしか行けない秘境の温泉宿があります。
平家の落武者が川岸で発見したとされている温泉で、
ダム湖の湖畔に建つ、大自然に囲まれた大牧温泉がそれです。

元々は村落があった土地であり、
そこに暮らしている人たちが好んで利用していたようですが、
小牧ダムが完成すると同時に村は湖底に沈んでしまいました。

それでもみんなが愛した温泉を復活させようと、
なんと湖底から温泉を引き込み、湖畔に建てられたのが
大牧温泉観光旅館です。

小牧ダムのそばにある庄川遊覧船だけが唯一の交通手段です。
ここから船に乗って上流に約30分、
山の中にぽつんとある旅館に到着できます。

1日に最大で4往復しかしない遊覧船ですから、
いちどたどりついたら簡単には脱出できません。

もう、思う存分、大自然の風景と温泉を堪能するしかありませんね。
誰にも邪魔されないのんびりした時間を過ごせる場所だと思います。

11月 04

世界中に誇れるくらいの充実度、勝山市にある福井県立恐竜博物館

白山連峰などの北陸にある山々は、実は恐竜の化石が多く発掘されている場所です。
恐竜に関係する学者さんやマニアの間ではもちろん有名なのですが、
そのことを観光にも活かそうとして設立されたのが福井県立恐竜博物館です。

公式サイトを見てもらえればその魅力がわかると思うのですが、
なによりも、いちど行ってもらうのが一番です。

その圧倒的な展示品の量。
今にも動き出しそうな骨格標本の数々。

紹介のために大げさに書いているのではなく、
本当に大人から子どもまでが誰でも楽しめる施設です。

ただ、
ゴールデンウィークなどのような連休期間には、
山あいの地域にしては驚くほどの人が集まります。
マイカーで行くのが一番にオススメの交通手段なのですが、
かなり早い時間帯を狙っていかないと大渋滞に巻き込まれるので注意です。

平日などに行けるならば、それほど混むことはないので、
駐車場待ちもほとんど発生していないと思います。
それでも、そこそこの入館者数があるので、
その人気の度合いがうかがい知れるというものです。

恐竜博物館以外にも勝山市内には楽しめる場所やグルメがいっぱいあるので、
家族でゆっくり回ってみることをお奨めします。